< 英国SCPN、化粧品成分安全性評価に関するデータ要請 >
2024年10月24日、安全·標準事務局(OPSS)は化粧品学界、製造業者、消費者協会などをはじめとするすべての利害関係者に下記化粧品成分の安全性評価と関連した科学的情報提出を要請しました。
1. プロスタグランジン(Prostaglandins)及びプロスタグランジン類似体(Prostaglandin analogues)
2. アルファとベータ-アルブチン(Alpha and beta-arbutin)
3. Vitamin A
安全性評価のために提出されたすべての科学的データには、化粧品成分試験および安全性評価指針に規定されたすべての関連要素を含んでいなければなりません。
一方、10月3日、イギリスは化粧品成分の安全性に関して、イギリスの化粧品規定をヨーロッパ葉合意規定と一致させる[The Cosmetic Products (Restriction of Chemical Substances) (No.2) Regulations 2024] の草案を世界貿易機関(WTO)に通知しました。 該当改正案は発がん性、突然変異性および生殖毒性を引き起こす特定CMR物質(65種)に対する禁止を含んでおり、コジキ酸(Kojic acid)成分の制限を含んでいます。
禁止されたCMR成分を含んでいる化粧品に対する転換期間は以下の通りです。
* 2025年4月20日までに禁止されたCMR成分が含まれた製品を市場に発売することができます。
* 2025年10月20日までに禁止されたCMR成分が含まれた製品を市場で販売することができます。
コジク酸を含んでいる化粧品に対する転換期間は以下の通りです。
* 2025年6月20日までに、コジキ酸を含む製品を市場に出すことができます。
* 2025年11月1日まで、コジキ酸を含む製品を市場で販売することができます。
本改正案(The Cosmetic Product (Restriction of Chemical Substances) (No.2) Regulations 2024)は2025年1月31日に発効する予定だそうです。
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