ブラジル化粧品登録

パンデミック期間中に低調だった化粧品市場は徐々に回復傾向にあり、肯定的な見通しを示しています。

そのうちブラジルは世界第4位規模の化粧品市場を保有しています。

このようなブラジルビューティー市場に参入するためには、ブラジルANVISAへの化粧品登録は必須です。

 

ブラジルの化粧品は危険度によってClass IとClass IIに分類されます。

Classification	Description	Examples
Class I	基礎または基本的な性質を持つ製品   使用方法および使用制限に関するラベルに関する詳細な情報は必要ありません。	- 肌の保湿剤(日焼け止めは含まない、丈夫な肌用品は除く) - 顔クレンジングクリーム - ローション - ジェル及びオイル（ニキビ肌用を除く） - 香水、口紅(日焼け止めは含まない) - 爪マニキュア - 目と顔の化粧(日焼け止めは含まない) - まつげマスカラ - クレンジングシャンプーとヘアコンディショナー
Class II	製品には安全性および/または効能証明を要求する特定の表示があるだけでなく、使用モードおよび使用制限に関するラベル付けの追加情報もあります	- 子供用製品 - 日焼け止めローションとクリーム - 校正用製品 - ヘアカーリング及び/またはカラーリング - しわ改善製品 - 防腐せっけん - 防腐剤製品

 

ANVISA規定により、Class Iは登録が免除され、ANVISAに申告(通知)してください。

申告手続きが完了し、該当申告がANVISAウェブサイトに掲示されれば、製品を商用化することができます。

Class IIはANVISAに登録する必要があり、ANVISA申告/登録証の有効期間は5年です。 

 

ただし、外国企業はブラジルANVISAに直接申請することはできず、ブラジル現地の法定代理人を通じて申請が可能です。